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祖母の話3
病院の先生からあと2週間と言われた日から3週間は経ったある日、先生が「もういつ、亡くなるかはわかりません、生命力が強い方ですね。」と言われました。
が、だんだん、祖母の様態は悪くなっていきました。薬もどんどん強くなっていきます。

それがある日、体調のいい日がありました。亡くなる3日前です。
祖母の姉妹が朝からお見舞いに来ていました。
祖母は姉妹に「私もあと3日持つかどうかだねぇ」と話していたそうで、私に色々準備をしておきなさい。と言われても・・・。。

その夜、私が泊まり担当だったんですが、
祖母は「何か飲みたい」と言って辛いながら起きてくれました。それから、
この病室で看護師さんが私たちを撮ってくれた写真を見たり、
よく行っていた海浜公園の話をして「良くなったら行こうね」と話をしました。
5分くらいでしたがとても楽しかったです。
多分、先日泊まり担当の私が、祖母が何も反応してくれないので
「ばあちゃーん。暇。かまってぇ〜」
と言ってたの聞こえていたんでしょうね。気を使わせてしまいました。笑。

その後、先生が回診に来てその状況を話したら、「そんなことありえないんだけどねぇ。
もう体の中はほとんど動いていないんだから」と言っていました。
私は心の中で、(さすがばーちゃん!絶対良くなる!!)と思ったりしていました。

そして、亡くなる前日のことです。
昼間、私の父が来ました。えっと、母の夫です。(って当たり前か)
妹が、あまりにも父が来ないので見るに見かねて連絡をしたそうです。
私は、意地悪なので「知らせなくていい」と言ってました。
父はこの病院から歩いて5.6分の所に住んでいます。
定年退職もし、時間はたっぷりあります。

自分の奥さんのところに見舞いに来れば、母はいつも昼間、祖母のとこに来てるので、
病室には居ないわけだから、「おかしい」と普通思うわけで。。
看護師さんたちはみんなうちの事情知ってるし。。聞けば教えてくれるはず。絶対。
まあ、長年、母のところに来てないのがありありとわかるんですがね。
だから、私は意地悪なのであえて言いませんでした。妹にも口止めしてました。
祖母と父は折り合いが悪かったので、今更「祖母がもう長生きできない」と聞くと、
世間体を考えたり、いい人ぶるのは上手だったので、
張り切って看病するだろうと思ったので。
今更、踏み入れて欲しくなかったんです。あはは、、。

たぶん、妹は虫の知らせを感じ取ったのでしょう。父に知らせてくれました。
確かに、私も自分勝手でした。私は東京に住んでいます。
何かあればすぐに駆けつけますが、
何もなければ妹だけに母を任せるということになります。
今までも祖母の面倒もお願いしていましたし。
母もなんだかんだ言っても、父が来れば嬉しそうにしてました。
やはり、年をとれば夫婦が一番なのかも。。
妹も結婚したいと思っている人もいましたし、
私たちも母のことを蔑ろにするつもりはありませんが、
父にお願いしようと考えを改めました。。。が・・

父が「んじゃあ、明日も来るね」と言って帰った翌日。
(祖母が亡くなった日)来ませんでした。明日って翌日のことですよね??苦笑。
祖母が亡くなった日。(平成15年9月28日)

妹が夜付き添いをしてくれた朝、行ってみると
祖母はすごくタンが絡んでぜーぜー苦しそうでした。
妹曰く「タンを取る機械を使ったほうが、
 さらに苦しそうだったし 全然取れないしね」と言うこと。
んでも、苦しそう。。もしかしたら今度は取れるかもしれないから、
と思って看護師さんにタンを取る機械をお願いする。
止めればよかった。。祖母は全部の力を出し切ってその機械を外そうとした。
「まだこんなに力があったんだ」と思うほど。
それだけきつかったみたい。。ごめんなさい。
結局、全然取れず終了。

それにしても、今日の祖母の肌の綺麗なこと。。ツルツルン!
気持ちがいいので、ずっと触っていた。
今日も祖母の姉妹が見舞いに来ていた。もう話すことも出来ない。
妹が帰るので祖母の姉妹を送っていった。

昼から母と二人で祖母を看ていた。呼吸が苦しそう。。
看護師さんたちは今日が・・・というのを思っていたらしく、
休みだった先生が3時半頃、回診に来た。
「でもまだ大丈夫」と先生は言い残して病室を後にした。

4時30分頃、祖母の呼吸が更におかしくなった。
また、そんなときに私の友達からメールが入る。
「おばあちゃんのお見舞いに行きたいんだけど。」
その友達はよく気に掛けてくれる子で、
年賀状もいい加減な私より、祖母と交換していた。笑。
今、祖母が寝ている時に使っているタオルケットも彼女から貰ったもの。

でも、見舞ってもらえる状況じゃなかったので
「今無理、また連絡する」とだけ返した。

看護師さんたちがずっと就くようになった。呼吸が更におかしい。
そろそろ、夕方5時。病院の夕食が5時半だから、
母はそろそろ自分の病室の食堂に戻らなくてはいけない時間。。
連れて行かなきゃと思いつつも。。。

と思いつつ祖母を見た。。
なんと目を開けてくれた。。
「あ!!!!ばーちゃんが目を開けたよ。お母さん!!!見てぇ!!」
母を祖母に近づける。母に「目を開けたの見れた?」とたずねると
「うん」と言って「お母さーーーん」って祖母に向って叫んでいた。

私も、「ばあちゃん」と何度も呼んでいた。
これで、良くなる、治るんだ!なんて思って。。

でも、だんだん呼吸が遅くなってきた。。
ゆっくり。。
ゆっくり。。ゆっくり。。。

妹に連絡!!やばい。。ばあちゃんが!!でも、焦って車で来て事故に遭ったら大変!
「タクシーに乗って早くおいで!ばあちゃんが。。」と言うと、
妹は割かし少しだけ冷静に
「もう今、車で病院に向ってる途中だから車で来ていい?」って。
「じゃあとにかく気をつけて!」と言って電話を切った。

病室に戻ると、呼吸は更に更にゆっくりになっていた。。

そして・・・すーーーーっと、波が引いていくみたいに、
静かに静かにとても綺麗に祖母は息を引き取っていきました。
author:me, category:ひとりごと。, 14:05
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